穏やかな日曜日、入笠山でのソリ遊びハイク無事終了。

果敢に滑る年中さんの女の子。よく歩き、よく滑りました。
3/8(日)、ご参加者9名様(うち年中さん、年長さんを含む子ども5名)とスタッフ2名あわせて9名で、入笠山(長野県)にて入笠山バックカントリーそりハイクが無事終了しました。
当日は穏やかな天気に恵まれて、美しい雪に覆われた準2000m級の山を楽しんでいただけたようです。
足もとが悪い急斜面でも、しっかりと登っていた年長さん。
何度が私たちと同行して、自信も体力も身についたようです。

日が射し始めると、雪山の印象はガラリと変わります。
弟が滑ってくるのを見守る小3のお兄ちゃん。
トレインで滑り降りる姿は、どこか間が抜けていて笑えました。
入笠山に行く登山者でヒップソリを持っていく方はとても多いです。
でも、山頂から東側に向かう斜面を滑り降りる方々を見たことがなぜかいままで一度もありません。
見た目はちょっと急ですが、スリルと楽しさがちょうどいいバランスで、なによりも頂上直下からすぐに滑り降りられるという意外性が好きです。
今回は4歳児、5歳児と小さな子どもたちもいっしょでしたが、全員がこの斜面を滑り降りました。

標高差で70mくらい下れば、そこからはサルオガセが下がる亜高山ムードいっぱいの樹林帯のなかの緩斜面。ここの滑りも本当に素敵なんです。
午前中は曇り空でしたが、この頃になると日がときどき射し込んで、ほんとうにきれいだったなあ。

みなさんがどんな思い出をお持ち帰りになったか、はまさに「それぞれ」でしょう。
滑りの合間にただ「あおむけに寝っ転がる」のを楽しむ子が意外に多くて、私としてはうれしく思いました。
「行雲」という言葉がありますが、流れゆく雲を見ることだけに時間を費やす機会はありそうでないものです。

「山笑う」と季語に謳われる季節も、もうすぐそこ。
雪山はおっかないイメージがもたれがちですが、計画と準備を整えていけば、ほんとうに穏やかな一面を垣間みさせてくれます。
荒れる雪山も、笑う雪山も、人間の存在なんて眼中にありません。
人間がその状況に応じて敬遠したり、準備を整えて懐に飛び込ませていただいたり、たった「それだけです。
笑う雪山は、まるですばらしい先生のように親しみやすくて威厳があり、たくさんの経験を積ませてくれます。
次の機会は、ぜひごいっしょにいかがですか?

後日ご参加いただいたお母様からメールをいただきました。

地球野外塾で知り合った方からこの活動が一番面白くてオススメ、と聞いていたのですが本当にそのとおりでした!(私の中では、これが一番とは決められないくらいどれもいいのですが、)すっごくすっごく楽しかったです。
ときおり日が射して背中がポカポカしたり、美しい樹氷を見ながら歩いたりするのはとっても気持ちが良かったです。
フカフカしていい雪なんですね、私はああいうところはスキーをするしか楽しみ方がないと思っていたのですが、ハイクってこんなに楽しいんだと初めてわかりました。
そしてそり!私も楽しかったですが、子供達はあんなに何回もやっていて(*^_^*)
二人の息子も、元気いっぱい動き回りたい・とびこみたい欲をすっかり満たされて、とても楽しかったようです。
ママ、来年もこれやってくれるようにエビちゃんに頼んでおいて、と言っていました。

グッズのお手入れ方法もブログの過去記事も読んでとてもためになりました。長く使えるようにちゃんとお手入れしたいと思います。

先日は楽しい一日を有り難うございました!
私個人としては、今までの活動の中でベストワンの活動でした。
何故なら、息子の足元のケアーをさほど気にしなくて済んだと事、子供二人が初めて体験したであろうスピードを味わう事の楽しさを満喫していたこと。
私は結婚以来初、スキーの楽しさの感覚を思い出し、思う存分、子供に帰って楽しめたからです。
また、今週末も行きたいくらいです(*^^*)
きちんとした知識があれば、スキーや穏やかな冬山は障害がある人でも楽しめそうですね!
その事を体得出来て良かったです♪有り難うございました(;_;)/~~~

ご参加者の皆様、ほんとうにありがとうございました。