ブラックダイアモンドのZポールならば収納も楽々。ザック内に入れられます。 ザックへの外付けがたくさんあるひとはビギナーの証。 コップや熊鈴をぶらぶら下げ、ポールを飛び出させて車中に入るのはやめよう。 |
だから、合宿に行くときには50kgくらい背負っていました。
今でも思い出します。
富山地方鉄道では大きな手荷物にも課金されたので、ほかの登山者の前でぼくらのキスリングがはかりにかけられると周囲から「おおー!」というどよめきがおきたものです。
荷物が重いと、正直、気も重かったですよね。
電車内での移動では、キスリングは電車の連結部に積み重ねて置いたりしたものでした。
いまはそれにくらべると装備が軽々!
夏山の1週間くらいのキャンプならば20kgくらいで行けると思います。
すっきりしたザックなのに、なぜか電車内ではジャマなひとが多いのです。
軽々としたデイパックでも大型ザックでも、なるべく荷を降ろして手で持つか、または両足のあいだに挟めば、まわりのひとも楽。
また、ストックも石突き側をうえに向けるなんて論外。
もし、だれかのからだやモノに傷をつけてしまったとき、ややこしい責任問題が発生して長い間面倒なことになります。
「自分の体にくっついているものがひとのジャマになっていないか」
「自分の体がひとのジャマになっていないか」
人間「立って半畳、寝て一畳」ということばがあります。
ウルトラライトハイクなど、道具のミニマム化に血道をあげるのと同じくらいの熱意で、お互いに自分の立ち居振舞のミニマム化を図っていきましょう!