ポンと子どもの背中を押してあげる。

やるよなあ。
いくねえ。
はじめてでそんなにいけちゃうのね。ふう。
「手が痛い!」と赤くなったてのひらを見せにきたふたり。
今日は、今年はじめてのクライミング&スラックライン体験の日でした。
12名(うち8名がお子さん)のご参加者様と2名のスタッフで行い、おかげさまで無事終了しました。

天気もおだやかで、インドアでしたがクライミングジムのなかに長く伸びてくるおひさまの光がいかにも早春らしく感じました。

今日のみなさんの特徴は、集中力がとてもあったこと。
そして、自分以外のひとの番にはじっと見守って、そのひとのパフォーマンスが終わると拍手をしていたこと。
なかなか、おいそれとはこういうムードにならないものです。

また、子どもたちは自分の小さな頃に較べてちょっとしたアドバイスを活かすのがとてもじょうずでした。自分は鈍臭かった子どもだったので、うらやましく驚きました。

いや、もしかしたら、小さかった頃の自分も自分のようなアドバイザーが身近にいたら、もっとパフォーマンスが発揮できたのかな(笑)

自分の持ち味は、共感力かもしれません。
もちろん完全無欠なセンサーとはとてもいえませんが。
子どもたちは、自分に対する自信と、自分の能力についての不安がつねに拮抗する中で、どう行動するのかを決めているようなところがあります。
それは彼ら/彼女らにとっては痛みを伴う感情かもしれませんが、とても健康的なことです。
自分の能力についての不安が子どもから垣間みれるときには、ノーテンキに、楽観的に「だいじょぶ、だいじょぶ♪」と気持ちを後押ししてあげるだけで、子どもたちはパフォーマンスを発揮するように感じています。
これは私の経験則ですが、きっと多くの方々に活用していただけるシアワセなティップス(小ワザ)だと思います♪

ご参加いただいたみなさん、ほんとうにありがとうございました!

The Eagles "Take It To The Limit"