指差す先には… |
どどーんと富士山。 |
大山山頂でも、どどーん。 |
この日はとーってもすばらしい秋晴れ。
いつもならば、この時期はまだはっきり見えることが少ない富士山も、裾野までバッチリ見えました!
好条件に恵まれて大山に登る人がわんさかいらっしゃったので大山頂上も混み合いましたが、富士山を望む穴場の一角に全員座ることができてひと安心。ほっ。
この日は、おいしいランチを楽しむために大山に登ってきたといっても過言ではありません。
ヤビツ峠から、参加者にも食材を分担していただいて持ち上げた食材は、生のスイートバジルやプロシュート、そしてチーズをはじめとしてよーく吟味してきたもの。
これらの食材を使ったオープンサンドイッチを作っていただきました。
持っていったトーチが大活躍で、これがあるとカンタンな調理にも幅ができますし、とくにこれから寒くなるときには熱々の料理の最終仕上げをできるので重宝です。
重い道具を持ち上げることはクレージーかも。 でも、それがすばらしい結果を出してくれます。 |
みなさんに喜んでいただけますように食材もよーく吟味しました。 |
生クリームたっぷりのロールケーキやオムレットも持ち上げました! |
コーヒーは焙煎したてのフレッシュな豆を使い、ミルも持ってきました。
本活動の構想段階から参画してくれたサポートスタッフの方々は、事前にコーヒーを淹れる講習に行ったり、またはもともとカフェでアルバイトをしたり、の経験をもとに「自分が淹れたコーヒーがいちばん」の自負をもちながらご参加者にコーヒーを提供していました。
こういう健康的なつばぜり合いっていいなあ、と思ったひとときでした。
こんな楽しみ方に嬉しいメールをいただきました。
当日の登山も山頂での食事など山の楽しみの新しい一面を知ることができました。
機会があればぜひまた参加させてください。
機会があればぜひまた参加させてください。
サポートスタッフをしてくれた若い3人。 それぞれの企業のなかでも活躍している働き盛りです。 |
ランチに主眼を置いて計画したハイクは今回がはじめてでしたが、自然の楽しみ方をご提案する幅が広がったな、と実感しました。
また、特筆すべきはアウトドア好きな一般社会人の3名が構想段階からサポートスタッフとして関わっていただけ、彼らと知恵を出し合って活動当日を迎え、事故なく活動を終えた結果、従来の活動とはまた違った経験を積み増せたことです。
「ひとに手伝っていただく」って、意外にむずかしく、どこまで関わっていただけるか、またどれくらい楽しんでいただけるか、というさじ加減がわかるようでわからないものなのです。
その采配こそが継続的なボランティアのサポートを得られるかどうかの分かれ目になると感じています。
お金の持ち出しをさせることなく、喜んで時間と労力の持ち出しをしていただけるような雰囲気づくりと、ボランティアの方々への知的な刺激機会や成長の場を提供できるかどうか、が今年設立10年目を迎えた地球野外塾の新たな10年の往く先を大きく変えることでしょう。
あらためてご参加者の皆様と、新しい可能性を垣間見させてくださった3名のサポートスタッフ諸氏に深く感謝申し上げます。