活動報告:6/19「奥多摩・大岳山〜御岳小縦走」無事終了。

「どれだけ前のことなんだよ」報告その8。
6/19(日)、11名のご参加者(うちお子さん5名)とスタッフ2名+ボランティアサポーターさん2名で奥多摩の大岳山から御岳を歩くハイクを実施、無事終了しました。
天気はどんよりとした曇りでした。

この活動、自分で企画しながらも地味だな、と思っていたのですが、意外に早く定員に達してびっくり。
小1のお子さんが何人かいたので、万一の分隊とエスケープに備えてスタッフ4名配置で万全を期しました。
お母さんたちも多く、意外にチャレンジ精神をかき立てる活動だったのかもしれません。

タイムオーバーで御岳のケーブルカー山上駅から下は歩けませんでしたが、大岳山からの登り標高差1000m以上を全員がリタイアすることなく歩き、子どもたちの能力にびっくりしました。
いつもは寄り道ダイスキな小1さんもいて(というか、いつもは寄り道を推奨しています)、この見どころが少ないコースを集中して歩き通すことができるのかどうか少し心配でしたが、まったく杞憂に過ぎませんでした。

このコースを地味だと思っていたのは自分だけなのかもしれません。
子どもたちがクイズを出し合ったり、歌を歌ったりして歩けば、薄暗い森も明るくなるというものです。
今回はひたすら歩き続けた!という印象でした。
長い距離を歩く中で子供のモチベーションが上がったり下がったりするのは仕方ないと思うのですが団体行動となると周りに迷惑をかけないようにと思うのと、ここであまりせかしても、と思う気持ちが両方ありました。
ただ普段学校の体育などは苦手娘が「長い距離を歩き切った」というのは自信にもなったと思います。
今回も一緒に参加していた他のご家族との交流も楽しかったようです。
翌日は私はもちろん全身筋肉痛で2日間はよろよろしていましたが、娘は翌日学校のプールに入ったら筋肉痛は治ったそうです(笑)

御岳からのケーブルカーは気のいい運転手さんが「鉄ちゃん」の子どもたちに愛想よく接してくださり、その場もまた明るくなりました。
子どもたちは最後まで元気で、拍子抜けしました。

こうした山歩きをどういう動機で選んで楽しんだのか、いまなおよく分析しきれていませんが、私たちも経験値をアップすることができたのは確かです。
長い距離を歩くコースでは「締めるところ、緩めるところ」のめりはりをつけていくことが大切なんですね。

ほとんど初めての山登り、息子がどれだけ登れるか、楽しめるか、とても不安でした。
登っている最中も体力的にも辛く、口数も少なく、、途中偏頭痛も伴い、ますます不安が膨らみましたが、最後までしっかりとついていくことが出来てほっとしました。
とっても辛そうに見えたのに「また行きたい・楽しかった!」という感想に、本当に驚かされ、感動してしまいました。
帰りの電車で、緊張が解けたのか気持ちが悪くなり泣き出してしまったり、夕飯はあまり食べられずダウンしてしまいましたが、翌日にはすっかり元気でした。
運動クラブも苦手で、これまで何も身体を動かすことにチャレンジ出来ていませんでしたが、今回参加して好きなことを見つけられたのだとすれば、こんなに嬉しいことはありません!
私も、おなじ目的をもって一緒に楽しめることがとても嬉しいです。
年の近い元気なお友達や、見守ってくれる大人達がいる暖かい雰囲気に安心感があり、また参加したいという意欲になっているような気がします。
素敵な機会を、本当にありがとうございます。

またまた 自分では迷ってしまいそうな とっておきの裏のコースを教えていただきありがとうございました。
顔見知りの方も多く、輪が広がってきてとても楽しく山登り出来ました。
昨日は 今までで一番ハードでしたが 息子はまだ行けそうな雰囲気でしたので 子供の力はすごい!と改めて感心しました。
親はもう限界の向こう側で帰って片付ける間もなく 倒れこむように眠りました(笑)。

子どもの《おもしろがる》能力ってすごいですね。気力で動いてるようにも見えますが、あれが本当の体力だとしたら凄いことだなぁと思いました。
大人の方がよっぽど体力が無い(気持ちが弱い?)のかもしれないとさえ思いました。
ただ、息子には極端な波があり、かつ根性も無いので、このように行程を楽しむ(&楽しませる)ことが重要なはずなんですが、今回は私にも余裕が無く、いろんな親御さんやスタッフの方達にたいへんお世話になり、楽しませていただいて、本当にありがたく思っています。

あ、歩数計は3万歩を軽〜く越えており、父親に自慢していました。
とても彼の自信になったと思います。親としては、たまにはこういうキツいのも経験させたかったので、私はとても満足しています。

ご参加されたみなさま、サポートいただいた見神理事、五十嵐さん、菅沢さん、ほんとうにありがとうございました。