去る(2025年)4月20日(日)の日中、TBS系の3分間番組に出演しました。
内容は、季節の風物詩を扱うシリーズのうち、よもぎに焦点を当てた番組でした。
同日は活動があったのですが、サポーターの方が留守録をしておいてくださり、たいへん感謝しております。
約2時間かけた収録でしたが、放映は3分にぎゅっと短くなるので、収録前の台本でおおむね
・よもぎの説明
・子どもたちがよもぎを見つけて採って食べる流れ
になることはあらかじめわかっていたものの、放映された番組をみて
「なるほどこういう感じにしあがるのだな」と感心しました。
ただ、この番組をご覧になった方に誤解されないように補足させていただきますと…
私たちスタッフは、活動中はこんなにペラペラ説明しません。
活動時の限られた時間のなか、ネットで調べればわかることを説明することよりも、安全が確保できる限りにおいて、説明は最少限にして、まずはやっていただくことを重視しています。
この日の主役は番組制作側がお誘いくださった3人の子たちで、好奇心に満ちあふれ、生き生きとしてました。
私なりの収録当日のねらいは
「子どもたち自身によもぎ天ぷらを作ってもらう」
ことでした。
当初の予定ではスタッフが天ぷらを作り、子どもたちは食べるだけの構成だったのです。
しかし、当日の流れで子どもたちに
「天ぷら、自分たちで作ってみない?」
と勧めてみたところ、思惑どおり子どもたちは作ってみたいと意欲をみせてくれたので、野外のシンプルな調理具構成でもコツを安全に覚えられるよう計らいました。
はじめのうち、天ぷらのたねがついたよもぎの箸離れが悪く、アツアツの油のなかで箸をなんども揺するような危なっかしいようすでしたが、「箸を垂直に立てるようにしてよもぎを油のなかに落とす」というコツを助言するとじょうずにできるようになりました。
調理のようすは放映されませんでしたが
「試行錯誤を促し、うまくいかないところは助言をして、あとは自分自身でできるよう見守る」
のが、私たちの進行の特長です。
私たちの活動にご参加いただけるすべての方にとって、説明よりもまずはやってみて「体験知」を身につけられるようなサポートを、これからも続けます。